Motörhead(モーターヘッド)のメンバーのタトゥーを紹介 | TATTOO GIG | メタルミュージック

Motörhead(モーターヘッド)

Lemmy Kilmister(レミー・キルミスター)

Motörhead(モーターヘッド)
Motörhead(モーターヘッド)は1975年にボーカル兼ベースのレミー・キルミスター(Lemmy Kilmister)を中心にイギリスで結成されました。

レミーは元々ホークウインド(Hawkwind)と言うバンドを組んでいましたが、カナダとの国境でコカイン所持の疑いで5日間刑務所で過ごす事になり、その為に北アメリカのツアーをキャンセルする大事態となり、首になってしまいました。

首になったレミーは最後に自分がホークウインドで作った曲から、Motörhead(モーターヘッド)と言うバンド名にする事にしました。

へヴィメタルでもスピードメタルでもないとレミーが言うモーターヘッドのサウンドは、メタルやパンクを包括する様な大音量の独自のサウンドであり、35年もの長い間、現在まで活動を続けています。

結成から今までレミー以外のバンドメンバー脱退、新加入と繰り返し1995年からは同じメンバーです。

レミーの特徴的なダミ声で、暴走する個性的な音はエース・オブ・スペード(Ace of Spades)などイギリスのトップチャートにも入る売れ行きで、数々のヒット曲があります。

1945年のクリスマスイブにイギリスの中心辺りに位置するストーク・オン・トレントと言う街のバースレムで生まれ、3歳の時に両親が離婚し、すぐ近くのニューキャッスル・アンダー・ライムと言う町に母親と祖母と共に移住します。
その後、スタッフォードシャークルーのマデリーに移り住みます。
レミーが10歳の時に母親が再婚し、ウェールズの一番北にあるアングルシー島と言う島に移り住むのですが、新しい父親には2人の子供がいて、二人とはあまり仲良くなれなかったレミーはこの頃からロックに興味を持ち、ビートルズのライブに通ったりしていたそうです。

レミーは学校で友人たちからお金を借りては、スロットマシーンにお金をつぎ込んでいたので、『lend me(私に貸して)』と言う意味で『レミー』と言うあだ名を付けられ、現在でもレミーの愛称で呼ばれています。

モーターヘッド レミーのタトゥー 1
そんなレミーにはいくつかのタトゥーがあります。
ファーストタトゥーはレミーが28歳のときで、その頃はホークウインドで活動していたのですが、オハイオ州のデイトンにいて、あまりにも退屈だったけれども日曜日だったのでタトゥーショップしか開いているお店がなかったので、メンバーみんなでショップに行って、タトゥーを入れたのだそうです。
その時に入れたのが、右腕の肘下に入れたマリファナの葉っぱのマークなのだそうです。
ですが、あまり出来が良くなくて、レミーいわく『翼の生えたピザ』の様に見えていたので、その後ネイティブアメリカンのドリームキャッチャーの様なデザインにカバーアップしています。
2番目のタトゥーはオランダのとても有名なタトゥーアーティスト『ハンキー・パンキー(ヘンク・スフィッフマッグァー)に
アムステルダムで入れてもらった左腕にあるタトゥーでスペードのマークの周りに『Born to lose, Live to win』と言う文字のタトゥーがあり、日本語だと『負ける為に生まれ、勝つ為に生きる』と言った意味になります。
最後のタトゥーは左肩に山羊座のタトゥーを入れています。

モーターヘッド レミーのタトゥー 2
2009年にはアメリカの『LA ink』と言うタトゥーリアリティー番組に出演し、キャット・ヴォン・Dに最初の二つのタトゥーをカバーアップしてもらい、素晴らしいタトゥーに生まれ変わっています。

タトゥーも何十年か経ったら、タッチアップしてもらうと良いですね。

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