NEUROSIS(ニューロシス)
Scott Kelly(スコット・ケリー)
NEUROSIS(ニューロシス)は1985年に、Scott Kelly(スコット・ケリー)、Dave Edwardson(デイブ・エドワードソン)、Jason Roeder(ジェーソン・ローダー)によってカリフォルニア州のオークランドで結成されました。
それからはメンバーの加入や脱退が少しあり、1996年にリリースされた5枚目のアルバム「Through Silver in Blood」で脚光を浴び、パンテラと全米ツアーを行い、メジャーへ階段を登り始めました。
日本ではあまりメジャーではないので、さっそくスコット・ケリーのタトゥーの紹介をします。
初めてのタトゥーは12歳の時だそうです。
タトゥーの彫り方をドキュメンタリーで見てから、上下逆の十字架を彫ったのだそうです。
それからは時間を持て余すと、自分の足に彫っていたのだそうです。
タトゥーを入れた理由の一つとして、お父さんがタトゥーを入れていたからだそうです。
お父さんはいつも「後悔するから、タトゥーなんて入れるんじゃないぞ!」と言っていたそうですが、その時期はお父さんが言うことに反抗して、反対の事をしていたそうです。
今ではお父さんの意見に理解をする事ができる様になったけれど、12歳の頃は意見を聞くことが出来なかったそうです。
誰でも通る道ですよね。
昔はタトゥーの痛みもあまり感じなかったけれど、今では本当に痛い。
3時間が限度だよ。
なんて言っています。
昔はパンクやメタルのアーティストたちは、タトゥーを入れている人は少なかったそうです。
1990年代中頃から彫師が増え、自分の宣伝のためにもスコット・ケリーに彫りたいと言う人が周りに増えて、スコットのタトゥーも増えていったのだとか。
自分で彫ったものや気に入らないものなど、カバーアップしていたものも多いそうですが、子供の名前や、亡くなった1番目の奥さんの名前、2番目の奥さんの名前など一生カバーする事のないものもある。
一つ一つのタトゥーは自分にとって違いがあり、自分がどう感じるか、見るかで違いがあるのだそうです。
右腕の内側には伝説的なブルース歌手「Robert Johnson(ロバート・ジョンソン)」のポートレートを彫っています。
彼の音楽性だけでなく、人生にもかなり影響を受けたからだそうです。
肘からしたにはThomas Hooper(トーマス・フーパー)にも彫ってもらっています。
傘が元になっているそうで、仏教では守護の意味があるそうです。
彫ってもらった際に石鹸で3度洗い流しただけで、クリームも何もつけずに綺麗に治ったのだそうです。
かさぶたも何も出来なかったそうです。
今では3人の彫師に彫ってもらうだけだそうです。
みんな友人でもあり、一人は地元のオレゴンの「Southside Tattoo」の彫師「Steve Fuller」と、シカゴの「Deluxe Tattoo」の彫師「Ben Wahhh」と、「Thomas Hooper」だそうです。
ニューロシスの10枚目のスタジオアルバム「Honor Found in Decay」のカバーには3本の矢がありますが、これは友人であるスペインの彫師「Jondix(ジョンディックス)」の本にシンボルを見つけたと言っていますので、彫師に友人が多いのでしょう。
足にはペンタグラムの中にエルビスの顔のタトゥーがあります。
エルビスが大好きだからだそうです。