Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)のメンバーのタトゥーを紹介 | TATTOO GIG | パンクミュージック

Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)

アル・バー(Al Barr)

Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)
Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)は1996年にボストンの南東に隣接しているマサチューセッツ州のクインシーと言う町でリードボーカルのマイク・マコーガン(Mike McColgan)とベース兼ボーカルのケン・キャシー(Ken Casey)とギターのリック・バートン(Rick Barton)とドラムのジェフ・エルナ(Jeff Erna)によって結成されました。

バンド名のドロップキック・マーフィーズは、マサチューセッツで活躍し、「ドロップキック」が得意技だったプロレスラー「John E. "Dropkick" Murphy」さんから取って付けられたのだそうです。

結成当時は友人の美容室の地下室で演奏したりしていたそうですが、ほどなくしてツアーに出るようになり、1997年には「The Mighty Mighty Bosstones」のオープニングアクトを務め、人気を集めだします。

同年にランシドのティム・アームストロングが設立したパンクバンドを扱うHellcat Records(ヘルキャット・レコード)と契約し、1998年にはランシドのラーズ・フレデリクセンのプロデュースでファーストフルアルバムをリリースします。

ファーストアルバムを発売して人気が出始めた矢先のUKツアーの途中でボーカルのマイク・マコーガン(Mike McColgan)が脱退を発表します。
理由として、マイクは「伯父さんと同じ道であるボストンの消防士として人生を全うしたかったから。」と語っていますが、バンド側は目指す先の違いと言った点を挙げているそうで、マイクは2001年に実際に消防士となったそうですが、2003年には「Street Dogs(ストリート・ドッグス)」と言うバンドのボーカルとしてパンクシーンに復帰しています。

マイクが去って、ボーカル不在となり、「The Bruisers」のリードシンガー「アル・バー(Al Barr)」に白羽の矢が立ち、見事オーディションを通して選ばれました。
その後メンバーの脱退や加入を繰り返し、オリジナルメンバーはケン・キャシー(Ken Casey)だけとなっています。
ケンのお父さんとお母さんはアイルランド系の血をひき、バンドにもその影響は色濃く出ていて、パンクミュージックにアイリッシュ・トラッド・ミュージックが混ざった「アイリッシュ・パンク」と呼ばれるジャンルを確立したとも言われています。

メンバー全員がボストンレッドソックスの大ファンで、「Tessie」と言う曲はボストン・レッドソックスのオフィシャル曲として流されていたほどです。

そんなドロップキック・マーフィーズのボーカル「アル・バー(Al Barr)」のタトゥーを紹介します。
Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)のアル・バー(Al Barr)のタトゥー1
肌の色が白いせいか、カラーのタトゥーがとても綺麗に見えます。

Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)のアル・バー(Al Barr)の上半身のタトゥー
右前腕には黄色い虎のタトゥーがあります。
元々「ぬき」で虎のタトゥーが彫ってありましたが、その後に鳳凰も加え、全体的にまとまる様に桜を散らしてジャパニーズスタイルの額足しています。
和洋折衷なタトゥーですが、背景が付くとなんとなく収まった感じがしてかっこ良いです。
右手首には文字のタトゥーがありますが、奥さんの名前と言う訳ではなさそうです。
その他、掌のデザインやポートレートなどもあります。

左腕には青いバラや鍵のマークや、翼の様なデザインもあります。
Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)のアル・バー(Al Barr)のタトゥー2
胸にはセイクレットハートと呼ばれるキリストの愛を象徴するハートにイバラが巻き付いたタトゥーデザインと、その上部に対のツバメのタトゥーがあります。

Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)のアル・バー(Al Barr)の左腕のタトゥー
Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)のアル・バー(Al Barr)の左腕のタトゥー5
左腕には男性の顔のポートレートタトゥーなどもあります。
タトゥーについて語るミュージシャンも多いのですが、アル・バーはあまり何も語っていないので、一つ一つの意味などは分かっていません。

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