The Misfits(ミスフィッツ)のメンバーのタトゥーを紹介 | TATTOO GIG | パンクミュージック

The Misfits(ミスフィッツ)

ジェリー・オンリー(Jerry Only)

The Misfits(ミスフィッツ)
The Misfits(ミスフィッツ)は1977年にアメリカのニュージャージー州で結成されました。

ミスフィッツと言うバンド名は結成時のメンバーのグレン・ダンジグ(Glenn Danzig)がマリリン・モンローの死に興味を持っていてマリリンが亡くなる前の最後の映画が「The Misfits」だったからだそうです。

ミスフィッツの音楽スタイルは「ホラー映画などホラーから影響を受けたようなホラーパンク」との呼ばれています。

地元のバンドで既に経験のあったボーカルのグレン・ダンジグ(Glenn Danzig)を中心にして、ギターとベースとドラムの4人だったのですが、練習を始めて1ヶ月でギターとベースが辞めてしまい、ドラムのマニー・マルチネス(Manny Martinez)の紹介でJerry Caiafaが加入しました。
加入した当時ジェリーはクリスマスプレゼントにベースをプレゼントしてもらったばかりで、練習を始めて2ヶ月しかたっていませんでした。

当初はJerry Caiafaと言う名前で活動していましたが、レコードの帯に書かれた名前が間違っていたため、その後「ジェリー・オンリー(Jerry Only)」として活動することになりました。

グレン・ダンジグはステージ衣装にスケルトンのマークをペイントするようになり、ジェリー・オンリーは目の周りを黒く塗りあごまで伸ばした前髪を一本にまとめ「デヴィロック・ヘア」と呼ばれるようになり、ミスフィッツと言うバンドが確立していきます。

メンバーの加入、脱退を繰り返し1980年にはジェリー・オンリーの当時15歳だった弟の「ドイル(Doyle Wolfgang von Frankenstein)」が加入しますがメンバー間の関係が悪化し、1983年に解散します。

バンドの解散後にメタリカなど有名バンドがミスフィッツの曲をカバーしたり、解散後でもバンドは忘れられることはありませんでした。
バンドは解散しましたが、再評価され再結成を思いジェリー・オンリーがグレン・ダンジグに連絡を取った所から長い裁判が始まりました。
ほとんどの曲はグレンが作詞作曲したものでバンドの権利はグレンが持っていたのですが、ジェリーは25%から30%は自分たちが関わったものだと主張します。
1995年に裁判は決着し、ようやくジェリーはバンドの権利を得て、再結成の運びとなります。
その後もボーカルの脱退がありますが、現在も活動を続けています。

そんなミスフィッツのジェリー・オンリーのタトゥーを紹介します。 The Misfits(ミスフィッツ)のジェリー・オンリー(Jerry Only)のタトゥー

右上腕にスカルと「misfits」の赤い文字が彫られています。
太い腕に似合っています。

さらに、ドイルのタトゥーも紹介します。 The Misfits(ミスフィッツ)のドイル(Doyle Wolfgang von Frankenstein)のタトゥー

ジェリーとはデザインが違いますが、ドイルの右上腕にも「MISFITS」の文字が彫られています。
その下にはミスフィッツのロゴマークとしても使われているスカル「Crimson Ghost」が4つ並んでデザインされています。
左中指にもクリムゾン・ゴースト、薬指にもタトゥーが見えます。

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