Rancid(ランシド)
ティム・アームストロング(Tim Armstrong)
Rancid(ランシド)は1991年にカリフォルニア州のバークレーでボーカルのTim Armstrong(ティム・アームストロング)とMatt Freeman(マット・フリーマン)を中心に結成されたバンドです。
バークレー大学のあるバークレーより北西にある海沿いの街オールバニー(Albany)で育った同級生のティム・アームストロングとマット・フリーマンはランシドを結成する前に、「Basic Rradio(ベーシック・ラジオ)」と言うスカバンドで共にプレーしていて、その後は二人一緒にスカパンクをメジャーなジャンルへと確立させたバンドの一つ「Operation Ivy(オペレーション・アイビー)」に加入していました。
結成2年でOperation Ivyが解散し、ティムとマットはスカパンクバンドやハードコアパンクバンドなどをいくつか結成や解散を繰り返します。
その間にティムは酒に溺れ、見かねたマットがティムのルームメイトだった「Brett Reed(ブレット・リード)」をドラムに誘い、Rancid(ランシド)が結成されました。
1992年にOperation Ivy時代のレコードレーベル「Lookout! Records(ルックアウト・レコード)」からファーストレコードをリリースしますが、その後エピタフレコードに移籍し、1993年にデビューアルバムをリリースします。
二人目のギターリストとしてGreen Day(グリーン・デイ)のBillie Joe Armstrong(ビリー・ジョー・アームストロング)を誘いますが、断られ、Lars Frederiksen(ラーズ・フレデリクセン)が加入します。
バンドの評価はどんどん高まり、その後に発表されたアルバムなどは各国でゴールドディスクを獲得します。
それぞれがソロとして活動を続けながらも、現在までバンド活動は続いています。
そんなRancid(ランシド)のボーカル「Tim Armstrong(ティム・アームストロング)」はパンクロッカーらしいタトゥーが入っています。
まず有名なのが、頭のクモの巣のタトゥーです。
頭のてっぺんを中心にしてクモの巣がデザインされており、その中に薔薇や目やスカルなどが描かれています。
肘にもクモの巣のタトゥーがあります。
肘のクモの巣のタトゥーはパンクスの象徴とも言われていて、ラーズやブランテンも肘にクモの巣のタトゥーがあります。
タトゥーは年数を経ると色があせると言われていますが、このクモの巣のタトゥーもリタッチしたのではないかと言われています。
首の左側にはシンプルなクモのタトゥーもあります。
左の拳には「PUNX」の文字のタトゥーもあります。
ラーズは右手の拳に入っています。
左腕の前腕にはスカルのタトゥーとHellcatのロゴのタトゥーもあります。
その下の手首にはいくつかの色々な角度でデザインされたスカルが並んで彫られています。
腕の内側には、ワシの飾りのあるナイフに蛇が絡んでいるデザインもあります。
以前に「education」と言う文字のタトゥーを右腕の前腕の内側に入れていたのですが、薔薇のタトゥーでカバーアップしたようです。
その外側には「Left Alone」の文字のタトゥーがあります。
日本語だと「放っておいて」や「一人きりになった」と言った感じの意味でしょうか。
このAloneのAはアナーキーのシンボルマークの様になっています。
おなかには「U.S. Thugs」と言う文字のタトゥーがあります。
これはティムのクルーの名前です。ラーズにも同じタトゥーがあるそうです。
右の上腕には以前の奥さんの名前「Brody」と言う文字のタトゥーを入れていましたが、2003年の離婚後でしょうかカバーアップしたスカルのタトゥーがあります。