Pay money To my Pain(ペイ・マネー・トゥー・マイ・ペイン)のメンバーのタトゥーを紹介 | TATTOO GIG | ロックミュージック

Pay money To my Pain(ペイ・マネー・トゥー・マイ・ペイン)

K(ケー)

Pay money To my Pain(ペイ・マネー・トゥー・マイ・ペイン)のKの上半身のタトゥー1 Pay money To my Pain(ペイ・マネー・トゥー・マイ・ペイン)のKの上半身のタトゥー2

2000年に結成され2004年に活動を停止したGUNDOGと言う マリリンマンソンのオープニング・アクトも務めたバンドの ボーカル『K』により結成されたバンド『Pay money To my Pain』です。
日本のラウドロックシーンを代表するバンドとも言われています。

元々知り合いだったギターのPABLOとベースのT$UYO$HIが、『一緒に何かやりたいね』なんて話していて、その後ボーカルのKの歌声をT$UYO$HIが直接聞いて『コイツだ!』と思ったそうです。
その後、一人増え、二人増え、とても自然流れで少しずつ進行していったそうです。

バンド名の『Pay money To my Pain』はボーカルのKが考えたのだそうです。

結成1年でKがアメリカへ渡米しますが、残りのバンドメンバーは大きな心で受け入れ、このメンバーなら良い音楽を追求できると思いバンド活動は停止せず続けて行ったのだそうです。

その後、Kが一時帰国しシングル、アルバムなどを発表しますが、ギターのJINが脱退を表明します。
JINは有名なGReeeeNのメンバーHIDEのお兄さんでもあり、プロデュース業も手掛けるため、そちらの仕事が忙しく、P.T.P.の活動にさける時間がないと言う理由からなのだそうです。

自分たちがカッコいいと思う音楽を一つずつ作り上げて来た彼らですが、2012年12月30日、31歳と言う若さでボーカルのKが急性心不全のためなくなります。

とても繊細なハートを持ち、うつ病を患っていたそうで、数度入退院を繰り返されていたそうです。
直接の死因などは、はっきりしていません。

12月29日に『年明けにみんなで会おう』とバンドメンバーへ送られたメールがKの最後の言葉となったのだそうです。

そんなKには沢山のタトゥーが入っていました。
胸には左右対称のようにピストルと星があり、
胸の下には握手をしている手。
その下には天秤のようなモチーフも見られます。
左上腕には大きく羽を広げた鳥のトライバルや
シャープなトライバルなどがありましたが、
その後もっと込み入ったデザインでこのトライバルが覆い尽くされました。
右腕にはマイクや十字架に架けられた天秤、
男性の顔などもあります。
文字もいたる所に彫られていますね。
Kにとって一つ一つ、一体どんな意味があるのでしょうか。

『Pay money To my Pain』のホームページでは各メンバーからKにあてられた追悼のメッセージが記載されていて、メンバーの思いが深く伝わります。
ご冥福をお祈りいたします。