Five Finger Death Punch(ファイブ・フィンガー・デス・パンチ)のメンバーのタトゥーを紹介 | TATTOO GIG | メタルミュージック

Five Finger Death Punch(ファイブ・フィンガー・デス・パンチ)

Ivan L. Moody(アイヴァン・ムーディー)

Five Finger Death Punch(ファイブ・フィンガー・デス・パンチ)
ファイブ・フィンガー・デス・パンチは2005年にアメリカのロサンゼルスで結成されたヘヴィメタルバンドです。

ハンガリー出身のベースの「ゾルタン・バソリー(Zoltan Bathory)」とドラムの「ジェレミー・スペンサー(Jeremy Spencer)」によって2005年にアメリカのロサンゼルスで結成されました。
その後2006年後半にゾルタン・バソリーがボーカルの「アイヴァン・ムーディー(Ivan L. Moody)」にバンドがレコードした曲を送り、オーディションを受けないかと誘います。アイヴァン・ムーディーは住んでいたコロラド州デンバーからロサンゼルスに飛び、すぐにバンドに加わりだしました。

2006年の終わりにはデビューアルバム「The Way of the Fist」をレコードし、2007年7月にリリースされ、ビルボードにランクインします。
Korn(コーン)のライブに参加したり、バンドのツアーを行いながら、アルバムを発表しながら、どんどんと知名度を上げていきます。
2010年にはアメリカの兵士達への慰問ライブでイラクを訪れ、計10回のライブを行っています。

ファイブ・フィンガー・デス・パンチ アイヴァン・ムーディーのタトゥー 1
そんなファイブ・フィンガー・デス・パンチのボーカル、アイヴァン・ムーディーのタトゥーを紹介します。

アイヴァンには沢山のタトゥーが入っています。

左目の下には涙マークのタトゥーも入っています。
涙マークのタトゥーはギャングのシンボルと言われる事もありますが、アイヴァンはギャングメンバーと言う訳ではなく、左手の甲にある骸骨のタトゥーと涙のタトゥーはバンド「Misfits(ミスフィッツ)」にささげるタトゥーと言う説や、アイヴァンにとってとても大切な存在だったお祖母さんに捧げるタトゥーだと言う説があります。

左腕には魔王やサタンのタトゥーデザインが入っています。
もちろん天使は入っていません。

ほとんどのタトゥーはラスベガスにある「Chrome Gypsy Tattoo」で彫ってもらっているのだそうです。

ファイブ・フィンガー・デス・パンチ アイヴァン・ムーディーのタトゥー 2
首の右側には「鬼」と言う漢字の様なタトゥーもあります。

右腕の前腕には特徴のあるフォントで文字が彫られています。
ファイブ・フィンガー・デス・パンチ アイヴァン・ムーディーの右腕のタトゥー
上腕はモヒカンのスカルなどがカラーで彫られています。
手の甲にはフランケンシュタイン、指には「EVIL」の文字があります。

ファイブ・フィンガー・デス・パンチ アイヴァン・ムーディーの頭部のタトゥー

ラスベガスの「Trip ink」と言うお店の彫師「RICK TRIP」に頭部のコブラを彫ってもらっています。
アイヴァンは以前、昏睡状態が3日続き死の淵をさまよった事がありました。
目が覚めた時、自分の事も認識できず起き上がることもトイレに行くことも自分一人で出来なかったそうです。
鏡に映った自分は醜く青白い顔でまるでロードオブザリングに登場するゴラムの様でした。
そして常に自分がなりたいと思い描いている自分になる決意をします。
コブラのタトゥーには古い自分を脱皮して新しい自分になると言った気持ちがこもっているのでしょう。

左側の頭部の側面には赤い鳳凰を彫りました。
これはアイヴァンが禁酒1年の記念にと彫ったそうです。
「毎日ただ起きるのではなく、自分がどれだけ遠い道のりをやってきて、これからどれだけ遠い道のりを行かなければいけないのかを自分自身に思い出させる」のが目的だそうです。
鮮やかで長く皮膚に残る赤い色のタトゥーインクはRick Walterのインクです。
Rickは亡くなったので、これが最後のボトルだったそうです。

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