BLACK FLAG(ブラック・フラッグ)
ヘンリー・ロリンズ(Henry Rollins)
BLACK FLAG(ブラック・フラッグ)はアメリカのロサンゼルス中心部から南西へ30km弱位の位置にあるヘルモサビーチで1976年に結成されました。
メンバーの脱退、加入が激しく行われた為に、オリジナルメンバーはギターのグレッグ・ギン(Greg Ginn)だけと言う状態です。
ワシントンD.C.で活動し、ハーゲンダッツで働いていたヘンリー・ロリンズ(Henry Rollins)が、1981年にボーカルとして加入した事により、ブラック・フラッグが一躍有名になったと言われています。
その当時、パンクにブラック・サバスの様なへヴィメタルの要素を取り入れる事はタブーだと言われていたそうですが、新しい音楽として多くの人に受け入れられ、影響を受けたミュージシャンも多数いると言われています。
1986年にグレッグ・ギンがヘンリー・ロリンズへ電話をかけ、『バンドを辞める』と伝えた事により、バンド解散となりました。
そんなBLACK FLAGのヘンリー・ロリンズのタトゥーを紹介します。
沢山のタトゥーが入っていますが、一番は多数のミュージシャンが同じデザインを入れている4本の黒く太い線が並んだBLACK FLAGのロゴマークでしょう。
1981年にブラック・フラッグへの加入が決まり、ロサンゼルスに着いてすぐ、左腕にロゴマークのタトゥーを入れたそうです。
他にはパンクロッカーの憧れ『The Misfits』のスカルマークのタトゥーもあります。
背中にはとても大きな『Search & Destroy』の文字と太陽のタトゥーがあり、これは1985年のツアーが終わった後に入れたのだそうです。
大きな蜘蛛のタトゥーデザインは冗談かも知れませんが、「自分は蜘蛛がとても怖いんだ。だから蜘蛛のタトゥーを入れる事で、調和させるというか、怖くなくなるかと思ったんだ。」と言っています。
ヘンリーにとってのタトゥーと言うのは、自分を定義できる存在なのだそうです。
どんな風に自分を形作るのか。
肘から下あたりに入っている剣に巻き付く蛇のタトゥーがあり、その上に『death trip』と言う文字のタトゥーがあります。
人生は死へのトリップの様なものなんだそうです。
それを覚えておくためにタトゥーを入れたりするそうです。
他にも沢山のタトゥーがあります。
それはまたの機会に紹介します。