PENNYWISEのメンバーのタトゥーを紹介 | TATTOO GIG | パンクミュージック

PENNYWISE(ペニーワイズ)

フレッチャー・ドラッグ(Fletcher Dragge)

PENNYWISEのメンバー
PENNYWISE(ペニーワイズ)は1988年にアメリカ西海岸で結成されたパンクバンドです。

オリジナルメンバーはカリフォルニア州のマンハッタンビーチにあるMira Costa High Schoolに通っていたそうです。
『スタンド・バイ・ミー』の原作者としても知られるスティーブン・キングの小説『it』に登場する殺人ピエロの『PENNYWISE』から名前を取ったそうです。

ランシドも所属している『エピタフ・レコード』の看板バンドとして人気を博します。

結成当時のベース担当ジェイソン・サースク(Jason Matthew Thirsk)が1996年に脱退し、脱退後すぐ酒に酔って自殺をし、メンバー達はジェイソンに捧げるタトゥーを彫ったりしています。
また、1997年に発表されたアルバムの最後に収録されている『ブロー・ヒム・トリビュート』はジェイソンに捧げる曲であり、ペニーワイズのライブの最後には決まってこの曲が演奏されます。
メンバーのジェイソンへの想いが伝わってきますね。

その後2009年には、ボーカルのジム・リンドバーグ(Jim Lindberg)が脱退し、ゾリ・テグラス(Zoltán Téglás)が加入しますが、怪我の療養のため長期離脱し、2013年1月にまたジム・リンドバーグが復帰し現在に至ります。
3月末に東京、大阪で開催されたPUNKSPRINGに登場し、盛り上がりを見せていました。

そんな彼らにはタトゥーはもちろん(?)入っています。
有名なのはギターのフレッチャー・ドラッグ(Fletcher Dragge)です。
PENNYWISEのフレッチャー・ドラッグのタトゥー1

フレッチャーはタトゥー好きが高じてか、2011年にはホームタウンであるハーモーサ・ビーチに『3rd St.Tattoo』と言うタトゥースタジオをオープンさせます。

フレッチャーのタトゥーはまず、左中指からぐにゃぐにゃと腕を通り、左胸のスカルまで続いています。
最初はただの線の様ですが、いつからか縫合した様な線になっています。

左上腕のBLACK FLAGはPENNYWISEが影響を受けたバンドだそうで、このデザインと右上腕の内側の海賊の旗のデザインはハリウッドのタトゥースタジオで入れたそうです。

左胸のスカルはスポット・ライト・タトゥーのボブ・ロバーツとシャムロック・ソーシャルクラブのクリスが彫ったと言われていますが、このクリスとは『Miami Ink』で有名なクリス・ガーバー(Chris Garver)の事かどうかは分かりません。
PENNYWISEのフレッチャー・ドラッグのタトゥー2

右胸の犬のイラストはプロスケートボーダーのMike Smithがデザインしたと言われています。

左手首には亡くなったジェイソン・サースク(Jason Matthew Thirsk)の頭文字『J・M・T』とFOREVER(永遠に)の文字が刻まれています。

反対の右手首にはパンクバンドのT.S.O.L. (True Sounds of Liberty) の文字が彫られています。ベースのMike Roachが彫ったと言われています。