Def Leppardのメンバーのタトゥーを紹介 | TATTOO GIG | ロックミュージック

Def Leppard(デフ・レパード)

Phil Collen(フィル・コリン)

Def Leppardのメンバー

Def Leppard(デフ・レパード)はイギリスで結成されたロックバンドです。
1977年にイギリス中部のシェフィールドと言う街で、イギリスのタプトンセカンダリースクールと言う11歳から16歳までが通う、日本で言う中学校にあたる学校でベースのリック・サヴェージ(Rick Savage)とギターのピート・ウィリス(Pete Willis)とドラムのトニー・ケニング(Tony Kenning)によってまず「アトミックマス(Atomic Mass)」と言うバンドが結成されました。

ピート・ウィリスがバスに乗り遅れた事があり、その時にたまたまそのバスに乗車していたジョー・エリオット(Joe Elliott)と知り合い、ジョーはギターリストとしてオーディションを受けることになりますが、オーディションを受けた結果、ヴォーカルとしての才能があるとみなされ、ヴォーカルとしてバンドに参加する事になります。

その後すぐにジョー・エリオットの提案により「Deaf Leopard(耳の聞こえない豹)」としていたバンド名を、トニー・ケニングの提案でパンクバンドっぽく「Def Leppard(デフ・レパード)」と綴りを変えました。

1978年にギターのスティーブ・クラーク(Steve Clark)が加入し、ドラムのトニーが脱退、一人加入脱退を経て、当時15歳だったリック・アレン(Rick Allen)が加入します。
その後発売された曲はラジオで人気を博し、パンクロックやニューウェーブのチャンピオンとも言われました。
イギリスのニューウェーブヘビーメタルを先導するバンドとして、アルバムの好調に売り上げを伸ばします。

メンバー間の脱退や加入は数度ありましたが、3枚目のアルバムをレコーディング中に、ギターのピート・ウィリスの飲酒があまりにもひどく、バンド活動にも影響を与えるため解雇され、代わりにフィル・コリン(Phil Collen)が加入します。

1984年にはドラマーのリック・アレンが交通事故により左腕を肩から切断する事になり、バンド活動は続けられないかと思われましたが、ある会社の提案により左腕がなくても演奏ができるエレクトリック・ドラムが開発され、無事にバンドを継続する事が出来ました。

1991年にはギターのスティーブ・クラークが薬の過剰摂取により亡くなり、フィル・コリンが全てのギター演奏を引き受ける事になり、現在も活動を続けています。

そんな、デフ・レパードのギター、フィル・コリンのタトゥーを紹介します。

Def Leppard フィル・コリンのお腹のタトゥー1

フィルには最初の奥さんとの間の子供が一人と、2番目の奥さんとの間に子供が二人いて、二人目の奥さんと離婚した9日後にコスチュームデザイナーであるヘレン・シモンズさんと52歳の時に結婚しました。
フィルは飲酒もせず、27年間お肉を食べていないベジタリアンでもあるため結婚式ではベジタリアン用のオーガニックメニューが用意されたそうです。

その奥さんと二人の愛の記念に52歳でファーストタトゥーを入れたそうです。
フィル・コリンのタトゥーはアメリカのタトゥーテレビ番組の中で放送されました。
LA Inkと言う番組内でKad Von Dに、それぞれのおへその右下辺りに、メキシカンギャングっぽいスタイルでそれぞれの名前のタトゥーを入れています。
二人の記念にタトゥーを入れようと言う話になり、誰か信頼のおけるタトゥーアーティストにお願いしようとインターネットで調べていてキャット・ヴォン・ディーを見つけたのだそうです。

Def Leppard フィル・コリンのお腹のタトゥー2

タトゥーはあまり痛くなかったけれど、彫っている間は二人で手を握り合い、愛を確かめ合ったのだそうです。
メタルバンドのメンバーだから、タトゥーを入れようとか、そんな風には思っていなかったので、今までタトゥーを入れなかったそうですが、ヘレンさんと出会い、愛の表現方法の一つとしてタトゥーが多い浮かんだのだそうです。
最近はフィルの様に年を経た人もタトゥーを入れる機会が増えているそうです。
とても意味のあるタトゥーで、素敵ですね。

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