The Prodigy(プロディジー)
Keith Flint(キース・フリント)
オルタナティヴ・ロックバンドのThe Prodigy「プロディジー」を紹介します。
1990年にキーボード兼作詞担当のリアム・ハウレット(Liam Howlett)によってイギリスのエセックスで結成されました。
リアムは幼少期にピアノを習っていた為、難しい曲も数回聴いただけで弾きこなす事が出来る様になったそうです。
1989年にDJをしていたあるレイブ会場でダンサー兼ボーカルのキース・フリント(Keith Flint)と出会います。
フリントがリアムにミックステープを作ってくれるように頼んだところ、もう片面に自分のオリジナル曲を含めて渡したそうです。
フリントと元キーボードのリロイ・ソーンヒル( Leeroy Thornhill)はそのカセットを聞いて、是非一緒にグループを結成しようと勧めました。
その後、MCのマキシム(Maxim)や女性ダンサー兼ボーカリストのシャーキー(Sharky)が加入し、最初のプロディジーが結成されました。
1991年2月にイギリスのインディー・レコードレーベルであるXL Recordingsよりレコードを初めてのレコードをリリースしました。
その後リリースする曲はダンスチャートに幾度もランクインし、グラミー賞にもノミネートされ、日本でもライブを行いました。
2019年も世界をまたにかけライブ活動を行っていたプロディジーですが、2019年3月4日にキース・フリントさんが享年49歳でお亡くなりになりました。
死因は自殺だそうです。
ファンたちはプロディジーの曲「Firestarter」が再びイギリスのシングルチャートにランクインする事を願ってツイッターでハッシュタグ「Firestarter4Number1」をつけてツイートをしているそうです。
独特なファッションでバンドのフロントマンとしてメディアに登場する事も多かったキース・フリントさんには沢山のタトゥーが入っています。
あるインタビューではお腹の「INFLICTED」の文字のタトゥーが一番痛かったと答えています。
この文字は「Firestarter」の歌詞の一部で、リアム・ハウレットがデザインしたそうです。
左肩から左腕にかけて音符や翼のデザインなどがあり、その続きにトライバルタトゥーが彫られています。
右上腕には骨をクロスさせたスカルのデザインや狼や手榴弾や乾杯する手とワイングラスや薔薇やオールドスクールなツバメがあります。
胸には肩から肩甲骨辺りにかけて対で飛行機やミサイルが彫られています。
ご冥福をお祈り致します。